neフィットネス整体院

当院からのお知らせ

1. ５０肩の改善と棘鎖角

   掲載日：2020年9月13日

   五十肩のお客様

   私も、若いころ長い期間痛みと付き合いながら四十肩、五十肩を左右の肩に患った経験があります。

   お客様は、右は比較的短期間で痛みが治まり安堵していると今度は左に発症してしまったとのことでした。

   原因は不明とされているのですが、いくつかの原因を解説している専門書もあります。

   その中で、棘鎖角に触れたものがありました。

   棘鎖角とは、肩峰を関節する肩甲骨に対する鎖骨の開き具合を角度で表します。

   鎖骨や肩甲骨が上に挙がると棘鎖角は狭くなり、肩甲骨を下げると棘鎖角は広くなります。

   五十肩のお客様の多くは、この棘鎖角が常時狭くなっているようです。

   施術前は、左肩甲骨が上に挙がり棘鎖角が狭くなっています。

   

   施術後は、左肩甲骨が下がり棘鎖角が広がり痛みがほぼ無くなりました。一方、右肩（健側）の棘鎖角は広く、鎖骨の位置も下がっているので、次回鎖骨の位置も下げる施術を試みてみます。

   

   右肩（健側）の棘鎖角

   

   今後も、肩の痛みと可動域を観察しながら施術し、再発予防のトレーニングをお勧めしていきたいと考えています。